ペルー~コンドルは飛んでいる

マチュピチュ#20/編集後記

更新日:

今回の旅行は、マチュピチュに行く、只それだけを目的にする珍しいものでした。それゆえ、クライマックスが過ぎ去ると、消化試合にも似た感覚で旅行が続くという結果になってしまい、投入した労力や費用を考慮すると、イマイチ満足感が得られない旅になってしまったのが非常に残念です。

しかしながら、一度は行ってみたいと長らく思っていたマチュピチュに行けたことは、天候に恵まれたこともあり、大変良い思い出となりました。さらに、この旅行で得られた感情は、今後の旅先を考える際に、得られるであろう感情の高揚を予想する良い参考になると思いました。

小生とペルーとの関係は実はかなり古く、小学生がその起源です。

コンドルは飛んで行くという曲を演奏するよう指導された読者の方も多いかと思いますが、小生が初めて友達になった外国籍の人がペルー人でした。確か日系3世だったかで、少し日本人風でしたが家族とはスペインで話していました。当時は何語かはあまり理解していなかったと思いますが音はスペイン語風だった記憶は残っています。

彼とはクラスが一緒になって親しくなりました。彼は体が大きく、正にガキ大将って感じだったこともあり、いわゆる陰湿さのないいじめっ子でして、皆に恐れられていた訳です。しかしどういう訳か、小生はいじめられることもなく、むしろ折に触れ、彼の置かれた境遇、辛さを聞いたり、孤独感を感じとってました。彼とのこうした経験が、小生の「人の見方」をそれ以前より深く、多面的にしてくれたと思います。

20年も前の忘れかけていた記憶を呼び起こしてくれたペルー。500年前の歴史を未だに謎のベールに包み続けるペルー。胸が高鳴ります。

-ペルー~コンドルは飛んでいる
-

Copyright© OGAWAY , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。