ストックホルムから船で3時間ちょっと。ゴットランド島は、ジブリ映画魔女の宅急便の舞台ではないかと言われているそうです。
劇中、キキが修行の地に選んだのは、とにかく坂の多い街でしたが、この街も坂が多い素敵な街です。
自転車は大変そうです。
ヴィスビィには多くの教会の廃墟があります。
どういう訳か教会だけが廃墟として保存されており、廃墟の中でイベントが行われていたりし
大広場に面するサンタ・カタリーナ教会の廃墟は、廃墟の中では最も原形を留めた姿であり、綺麗な造形です。
天気が良いので、高台から街を眺めることに。
オレンジのとんがり屋根が一面に広がる景色は、魔女の宅急便的な雰囲気。
未だに活躍しているサンタマリア教会の裏手から。
また坂を下り、海辺を散歩。
日が落ちてくると徐々に穏やかな雰囲気に。
歩き回っていると、なんだか古臭い服装の人々が目につくな、と。
そればかりか、ジェダイのパダワンたちも。
すると、突然現れた広場でお祭りをやっているようです。
いろんな出店が軒を連ね、民芸品や軽食を提供していました。
お腹も空いてきたので、羊?肉を玉ねぎとトマトと共にラップしたものを頂くことに。
ケバブな味。
この街は石畳をはじめ、石造りだったり、
茶色い塗壁だったりと、全体的に燻んだ色になりそうなところですが、
花や緑で彩を添えて、綺麗な街並みを作り出しています。
緑が多いのが魅力的。
そうこうしていると、遅い日の入り。
バルト海に沈む夕陽を眺めに、ふたたびサンタマリア教会裏手の高台に。
やはり同じことを考える人はいるもんで。若者たちが肩を寄せ合いながら、夕陽に染まる街並みを眺めていました。
まるで青春ドラマのワンシーンのよう。
すっかり遅くなりましたので、この日はこれで、おしまい。
ヴィスビィの街は羊がシンボルのようで、城壁の出入口には、羊型の車止め置かれております。
この日は曇り空。
どこに行くわけでもなく、
坂を上ったり、
坂を下ったり、
時々、上を見上げて、彫刻を眺めてみたり。
晴れている時に比べ、曇っていると、廃墟感が増しますね。
今は懐かしい角張ったボルボも。
少し湿った路面が素敵な雰囲気を出してくれます。
サンタマリア教会は中も見れましたが、あまり写真が残っていません。。。
すっかり空も黒くなってきたので、散歩も早めに終了。
落ち込むこともあるけれど、私、この街が好きです。
魔女の宅急便©︎1989角野栄子・Studio Ghibli・N
2014/8/11〜12