目次
総じて
ザ・アメリカの航空会社という感じで、キャンセルや遅延が多い印象で、良いイメージはないです。
しかし、コードシェアしてるUA運行便でのANAとの格差にクレーム殺到だったのか、Polarisというサービスを始めて、長距離便のハード面での品質は一気に上がりましたが、ソフト面でまだまだ他のエアラインには劣後している気がします。
機内食は?
米国エアラインですので、期待する方が間違っていると思います。
機材は?
以前は太平洋線は、ビジネスクラスでも2-4-2席配列という古めかしいB747をバンバン飛ばしていましたが、787や777-300ERなど新しい機材が増えています。全体的にボーイング機材が多い航空会社だと思います。
ここが頂けない…
ハード面でのクオリティが上がっている一方、客室乗務員や地上係員、運航といったソフト面でのサービスは大手では最低ランクといったイメージです。オーバーブッキングの乗客を力づくで引っ張り出した”事件”も記憶に新しいです。
ビジネスクラス
ユナイテッドポラリス/United Polaris Business
ユナイテッド航空がB777-300ER導入に際して満を持して導入した新シート、ユナイテッドポラリスのビジネスシート。2018年6月10日、成田発ニューアーク行きのフライトで利用した際のレポートです。
Safran seatのOptimaをベースにしたシート。ANAに近い、スタッガード式で、偶数列は少し斜めになっています。
今回の座席番号は、9L。
中央列は、席が内側と外側が交互になっていますので、連れがいる場合は奇数列の方がいいですね。
デバイダーがあるので、隣の人が気に入らなかったり、喧嘩したときなど、個室にも出来るのが良さそう(笑)
寝具は、Saks Fifth Avenue(サックス・フィフス・アベニュー)と共同開発したとのことで、触り心地のよいブランケットでした。薄めですが、寒がりの小生でも暖かく過ごすことが出来る高機能ぶり。
リモコンって近くに置かれてることが多いかと思いますが、こちらはちょっと離れたところに。これ意外と高評価。リモコンの明かりが気になって眠りを妨げてる気がしてたので。
サイドテーブルは菱形でオシャレ。ただ、この白が、経年で汚れが目立たないか気になるところ。
心許ない操作パネルですが、問題なく使えました。
モニター下のオットマンは、ちゃんと幅のあります。
テーブルは、モニター下から引き出す折り畳みタイプ。無駄に縦長の天板。
サイドテーブル上には小物入れがあります。
アメニティは、標準的なセット。アイマスクは、ブラジャーみたいな立体構造。マスカラとか付けてても崩れなそうですね。小生は付けないのであまり恩恵はないですが、目を圧迫しないのは、寝起きに目がぼや~んとした感じにならないので、いいかなと。
ついでに機内食もご紹介。最初は、温められたナッツと飲み物。
続いて、前菜とサラダ。味は良くはないけど、食べられないレベルではないといった感じ。
メインはステーキ。思いの外柔らかく調理されてました。付け合わせはあまり期待していませんでしたが、期待しないで良かったなという感じでした。
2度目の食事は、キッシュ?。
エコノミークラス的な朝食です。
ラバトリーは綺麗に保たれていました。
アメニティは、英国のCowshed。流行りのオーガニック素材ですね。
全体的にレベルアップしているものの、まだANAには追い付けていない感じですね。
United Business/旧コンチネンタル機材
旧コンチネンタルの機材は、2-2-2のアブレストであるコリンズエアロスペースのダイヤモンド。
エコノミークラス
長距離路線/広胴機は未利用。
単通路機は、シート・サービスともに、標準以下という感じで、清潔感もないので、海外LCCと同じレベルと思っておいた方がいいです。
ラウンンジ
長距離便のビジネスクラスを利用する際に利用できるポラリスラウンジは、日系・中東系に負けないレベルにあります。
しかし、短距離やエコノミー搭乗のスターアライアンスゴールドメンバーが利用できるユナイテッドクラブは、搭乗口前よりは良いくらいのレベル。日系の上級ラウンジと一般ラウンジの差とは比べもにならない差があります。
ポラリスラウンジ/Polaris Lounge
シカゴ
ユナイテッドクラブ/United Club
了