目次
総じて
世界を代表するエアライン。
金融都市、ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、香港を結ぶことに執念を燃やして、世界最長のニューヨーク~シンガポール便を運航しています。
シンガポール国内線需要がゼロなので、乗り継ぎ需要を重視しており、特にオセアニアと欧州を結ぶ”カンガルールート”の重要な担い手です。
機内サービスは最高クラスだと思います。
他のエアラインの上級会員より、自社のマイレージ会員、あるいは自社便上級クラスの利用者を大切にするという、至極全うな姿勢を鮮明にしていますので、SQファンも多いのだと思います。
広胴機しか持っていないこともあり、東南アジア各国の主要都市以外へは子会社のシルクエアーの便を利用せざるを得ないので、ビジネスクラスで欧米と行き来するなら、キャセイパシフィック航空の方が良さそうです。
機内食は?
美味しいです。和食は、ANA・JALには遠く及びませんが、それ以外は最高ランクかと思います。
ビジネスクラス搭乗時は、事前にかなり多くのラインナップ(5つ以上はあったかと思います)から選べるという至れり尽くせり。
機材は?
広胴機は、B747-8以外は一通り揃えており、平均機齢5~6年と、かなり積極的に新機材を導入しています。
最近では、A350やB787が多いので、ハード・ソフト両面で最高ランクのフライトを楽しめるかと思います。
ハブ空港での乗継
シンガポール・チャンギ国際空港(SIN)は、非常に巨大なので、乗継の際はかなりの距離を移動しなければならない場合もあり、大変です。
しかし、よく考えて設計されているようで、迷うことなく割りとスムーズに乗継ができます。
また、空港内も、ラウンジや飲食店の他、映画館やプールなど充実の施設がありますので、乗継が長くなっても大丈夫ですね。
あちこちに座り心地や寝心地の良い椅子が点在してるので、そこでのんびりしてるのも良いかと思います。
搭乗口前に手荷物検査があるので、乗継の際に、一旦一ヶ所に集められることがないので、無駄な移動が無くなり、スムーズな乗継に繋がっているのだと思います。
ここが頂けない
シンガポール航空の難点を見つけるのも難しいですが、あるとすれば、ビジネスクラスでのアメニティポーチがないこと(2018年に一度利用しただけですが、その時はアメニティポーチはありませんでした)。ラバトリーの充実度が高いので、特段問題ないのですが、これを楽しみにしている人もいるかと思いますので、マイナスポイントかと。
あと、チャンギ空港は、手荷物検査が搭乗口にあるので、少し早めに搭乗口に行かなければならないので、ラウンジでギリギリまでゆっくりすることが出来ません。、また、ペットボトル飲料を持ち込むことも出来ないのは、特にエコノミークラス利用時には大きなマイナスポイントかと思います。これは、上述のメリットの代償なので仕方ないかと思います。
スイートクラス
【未利用】
もはや部屋というくらいのレベルのサービスをA380で提供しているとのことです。もはやここまでいくと「飛行機を楽しむ」ことはできず、飛行機を感じない移動をしたい人向けかなのではないかと思います。
ファーストクラス
【未利用】
ビジネスクラス
進行方向に真っ直ぐ前を向いて、1-2-1のアブレストという、極めて横幅のあるシートを搭載しており、ファーストクラス感を味わえます。足元が狭いですが。
プレミアムエコノミークラス
【未利用】
エコノミークラス
普通です。
ラウンジ:Silver Kris Lounge
シンガポール航空のラウンジには、シルバークリスラウンジとクリスフライヤーゴールドラウンジがあります。
シルバークリスラウンジは、ビジネスクラス以上のフライトに搭乗する時のみに利用できます。
クリスフライヤーゴールドラウンジは、スターアライアンスゴールドメンバーがエコノミークラスを搭乗するときに利用できます。
ゴールドよりシルバーが上なので、この点注意してください。
ゴールドラウンジでも十分なレベルですが、シルバークリスラウンジの方が、少しだけレベルが高い気がします。
ファーストクラス以上に搭乗する際は、ビジネスクラス利用者が立ち入れないエリアに通されるようです。
シンガポール航空のラウンジの良いところは、TWG飲み放題なところ!
お茶好きな小生にとっては有難い。6種類くらいは置いてあるので、長時間の乗り継ぎになってしまっても、飽きることなく過ごせそうです。