地方空港かと思わせる御姿のウィーン空港を出て、一路市内中心部へ。
と、その前に、Netzkarteという市内交通のフリーパスを購入することに。
フリーパスは、空港内にあるインフォメーションで、態度の悪い店員が販売しています。
私が購入したのは、72時間のフリーパスで、€13.6。
空港から市内中心部へは、直通バス<€7>、CAT(City Airport Train)<€9>、そしてSバーン(国電)<€3.6>がある。やはり、安く地元民を観察できる鈍行電車Sバーンで行くことになるのは、もはや必然。
列車に乗る際は、駅にある機械で、チケットに打刻する必要がある。駅員はいないので、イマイチやり方が分からないときは、どうしようもない。ほとんど周りに人もいないし。やはり、海外を旅する場合は、地球の歩き方が必要かもしれない。
ホームにおりて列車を待つことに。
ウィーンといえば、北海道くらいの緯度。ウィーン空港駅のプラットホームは、地下にあるため、静かで涼しい。
国鉄の近郊列車のようなものだろうと東海道線をイメージしていましたが、運行本数は、30分に1本くらいらしい。
しばらく待つと、電車が入ってきた。
電車はかなり重厚感があり、かなり煩い。ま、30分くらいの旅だから我慢しよう。列車の乗降の際は、ドアにあるレバーを使って開ける必要がある。日本でもボタン式の列車はあるが、レバーを使うのは緊急脱出時くらいだろう。
列車が発車るすると、意外と静かなことに気づいた。ほとんど音が気にならないくらい。乗り心地もなかなか。
私は、涼しいと思って上着を着ていたのだが、乗ってくる人は、半袖だったり、半ズボンだったり。はて、どうしちゃったのかな?と思った。ロシア人が択捉や樺太のビーチで水着で日向ぼっこしているのを思い出し、欧州人なんてそんなもんなんだう。
その後も、自転車を列車に持ち込む少年団とか、次々乗車してくる人々も、半袖。
しばらく走ると、日光が車内にも入ってきて暑くなって来た。
なるほど、長崎レベルに暖かいのだなと思った。これがまだまだ甘い考えだったと後に気づくことになる。
乗り換えのため、ウィーンミッテ駅で降りる必要があったが、駅の表示が”Landstraße”としか書いてなかったため、危なく乗り過ごしそうに。
いわゆる、大阪と梅田、浜松町と大門、これと同じなんでしょう。
【オススメBGM♪Johann Strauß II「美しく青きドナウ」】