8:25Meidling駅発プラハ行きの特急に乗るため、通勤するウィーン人たちに紛れてトラムとSバーンを乗り継ぎます。
国鉄の特急に乗る場合、Meidling Hauptstrasseという地下鉄U4の駅と間違えないよう注意が必要です。
地下鉄ならU6のPhiladelphiabrucke駅がMeidling駅と接続しているので、こっちに行かないといけません。
切符がドイツ語で記載されていたこともあり、席を探して彷徨うことになってしまったのですが、どうもかなりご高齢の方とダブルブッキング!
と思ったら、このおじさんが、私の切符を見て、君の席はあっちだよ、と教えてくれました。単なる勘違いでした。
このおじさんは、オレゴンからウィーンとプラハを2週間かけて観光しに来ているとのこと。
このおじさん曰く、日本そして日本人はタフで素晴らしいのだそうです。
列車はかなり静かでスピーディ。
初めて陸路で国境を越えるのを楽しみにしていたのですが、疲れていたのか、ガッツリ寝てしまいました。
すると、周りの席の人がすっかり入れ替わっていたのです、ゲルマン系からスラブ系に。
目覚めた瞬間は、異世界に入ったような気になり、しばらく動揺してしまいましたが、列車は静かにチェコに入っていたようです。
落ち着きを取り戻して窓の外に目をやると、町の雰囲気も少し暗い感じになってきて、旧共産主義国に突入したことを感じさせられます。
【オススメBGM♪溝口肇「世界の車窓から」】