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こんな人にオススメ！
- 窓側2席のワイドボディ機に乗りたい！
どんな機体？
エアバスが、4発機のA340と同時に開発した双発機。
B777とB767の間くらいのサイズで安価という点を武器に、長い時間をかけて、A320に次ぐベストセラー機に。
今では、エンジンと主翼をアップグレードしたA330neoを発売し、B787と熾烈な販売競争を繰り広げています。
ただ、やはり90年代に飛び始めただけあって、機内快適性はB787に遠く及びませんので、B787のダウングレード版といった感じで導入するエアラインが多い印象です。
特徴は？
エアバス最後(？)の真円ボディ。ゆえに、機内壁面のカーブがキツめ。なので、圧迫感が高めです。
その他は、特徴のない機体かと思います。
バリエーション
中距離路線向けの-300と、短胴型の-200の２つに、それぞれエンジンと主翼をリニューアルした-900と-800のneoシリーズを展開しています。
neoシリーズは、航続距離が大幅に伸びたため、多くの長距離線で活躍できるようになりました。
| -200 | -300 | -800 | -900 | |
| 座席数（標準） | 210-250 | 250-290 | 220-260 | 260-300 |
| 座席数（最大） | 375/406 | 375/440 | 406 | 460 |
| 客室幅(cm) | 526 | 526 | 526 | 526 |
| 航続距離(km) | 13,450 | 11,750 | 15,094 | 13,334 |
| 最大離陸重量(t) | 242 | 242 | 251 | 251 |
| 最大着陸重量(t) | 182 | 187 | 186 | 191 |
| 最大ペイロード(t) | ||||
| 巡航速度(マッハ) | ||||
| 貨物容量(LD3) | 27 | 33 | 27 | 33 |
| エンジン | GE CF6-80E1 PW4000 RR Trent700 | GE CF6-80E1 PW4000 RR Trent700 | RR Trent 7000-72 | RR Trent 7000-72 |
ライバルとなる機体
座席数で比べると
座席数で見ると、A330-800のライバルはB787-8、 A330-900のライバルはB787-9ということになります。
| 標準 | 非常口 | |
| A330-800 | 220-260 | 406 |
| B787-8 | 242 | 381 |
| A330-900 | 260-300 | 460 |
| B787-9 | 290 | 420 |
| B777-200 | 305 | 440 |
| B787-10 | 330 | 440 |
| A350-900 | 300-350 | 440 |
| A350-1000 | 350-410 | 440 |
| B777-300ER | 365 | 550 |
| B777-8 | 384 | |
| B777-9 | 426 |
航続距離で比べると
| B787-10 | 11,910 |
| A330-900 | 13,334 |
| B777-9 | 13,500 |
| A350-1000 | 14,800 |
| A350-900 | 15,000 |
| A330-800 | 15,094 |
| B787-8 | 15,200 |
| B787-9 | 15,750 |
| A350-900ULR | 16,100 |
| B777-8 | 16,170 |
A330を運航しているエアラインは？
かなり多くのエアラインが運航しています。
ワイドボディ機を運航しているエアラインでA330を運航していないエアラインの方が少ないくらいかと思います。
ボーイングのお膝元であるアメリカでもアメリカン航空やデルタ航空がA330を飛ばしています。
日本路線で最初にneoを投入したのはデルタ航空の成田～シアトル線。A330-900です。