ポーランド・ドイツ~歴史に翻弄される共産主義の憂鬱

ワルシャワ、今日まで続く戦いの歴史

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バルバカン

旧市街の北側にあるバルバカン。

バロック様式の馬蹄型の砦です。

旧市街と新市街を隔てる壁のよう。

ここで旧市街はおしまい。

続いては、新市街の北西にあるクラシンスキ公園に向かいます。

ワルシャワ蜂起記念碑

1943年、ワルシャワのユダヤ人がナチスに反乱を起こしたワルシャワ蜂起を記念して建てられたのが、このワルシャワ蜂起記念碑。

周りには、硝子張りの建物を柱が囲う建築物があります。これは、高等裁判所らしいです。

その前の広場の階段の上には大掛かりな銅像群。

ナチスの反撃による瓦礫から出てくる戦士達。

ユダヤ人のナチスとの戦いを後世に伝える意気込みを感じます。ただ、この像を見ただけでは何をしているのかは、小生には分かりませんでした。

向かいには、クラシンスキ宮殿。その前には金工の課題作品のような原色ペガサスがいくつも置かれていました。

サスキ公園 無名戦士の墓

少し旧市街のある方角、南に戻り、サスキ公園へ。

ここには無名戦士の墓があります。第一次世界大戦の戦士達を慰霊するもの。ナチスとの戦いにばかり目が行きますが、ナチスにワルシャワの街が破壊される前にも戦いとその犠牲があったことを忘れてはいけない、という感じでしょうか。

二人の衛兵が墓守。衛兵というと19世紀以前の衣装を纏っているイメージがありますが、こちらは現代的な軍服です。

長い歴史の中で、今日まで連綿と続く戦争とその犠牲を感じる、ポーランド、ワルシャワ。

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